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ひらかたマニフェスト作成にあたって

 少子高齢化の進展により、市税収入の減少に加え、社会保障費が増大するなど自治体を取り巻く環境がますます厳しさを増す一方で、地方分権改革が進み、自己決定・自己責任を基本とする自治体運営の能力が試される時代を迎えています。

 こうした中で、行政と市民との協働の仕組みをつくり、「地域力」を高め、互いに支えあい助けあう持続可能な地域社会を築いていくことが大切であり、そうした社会をつくることこそ枚方市がめざす真の構造改革の目標です。

 枚方市は現在の「特例市」から、より高い自治権を持つ「中核市」への移行をめざしていますが、これに合わせ、人口40万の中核市にふさわしい自治体として発展していくことが今後の大きな課題です。過去に実施した市民意識調査では、市民の定住志向が高くなってきていることがわかりましたが、さらに市民が誇りと愛着をもって住み続けたい、魅力あふれるまちとして進化、発展していくためには、まさにこれからが正念場だと言えます。

 そこで、格差社会が広がる中で、高齢者や障害者が安心して暮らせるよう福祉・医療の充実に力を注ぎ、「福祉のまち枚方」の伝統を守り育てていくとともに、「子育て・教育」をまちのブランドとして確立し、「子どもを産み育てるなら枚方で」と思えるまちを築いていきます。また、2003年のマニフェストで未達成の総合文化会館の建設や都市型ホテルの誘致など、にぎわいの創出づくりを進める一方、マニフェスト型市政運営を推進することで、地方から国を変えていくという大きな役割も担っていく考えです。

 枚方市は様々な分野で市民活動が盛んなまちであり、大きなエネルギーを感じます。そうした市民力を土台に、市民協働の先進都市をめざしたいと考えています。そのためにも、行政の情報公開を進めて説明責任を果たし、市民に信頼される透明で公正な市政運営に努めていかなければなりません。

 こうした考えのもと、今後4年間、市民一人ひとりがいきいきと輝き、幸せや生きがい、本当の豊かさを実感できる枚方を築くため、7つの基本政策と80の具体的政策を掲げた「ひらかたマニフェスト」を作成しました。

マニフェストってなに?

 マニフェストとは、まちづくりの理念や将来像を明確に示すとともに、「何をいつまでに」(目標・期限)、「どんな方法で」(手法・財源)など、できる限り具体的な政策目標を盛り込んだ、有権者にわかりやすい「責任ある公約」です。イギリスでは、1980年代から活発に用いられるようになり、日本でも国政選挙や地方の首長選挙で導入が進んでいます。

 市町村首長選挙では全国に先駆け枚方市で導入。私は、日本でのマニフェスト運動を推進する北川正恭前三重県知事や日本政策フロンティアの小田全宏代表の呼びかけに賛同し、2003年4月の枚方市長選挙で初めてマニフェストを掲げましたが、市町村の首長選挙としては全国に先駆けたマニフェストの導入となりました。

 以前、ローカル・マニフェスト型選挙の推進をめざす首長の集まりである「ローカル・マニフェスト推進首長連盟」に加入し、政策主導の選挙、政策主導の自治体経営をめざすとともに、大阪ブロック連絡協議会の代表幹事を務め、大阪府内市町村におけるローカル・マニフェストの普及・啓発を図っており、現在もその意欲は変わることはありません。

マニフェストの3大効果 ~選挙の改革、市役所の改革、市政への市民参加の促進

 マニフェストには、①選挙改革②市役所改革③市民自治推進――という3つの効果があり、公正で透明な地域主権のまちづくりをすすめる上で大変重要なものです。これまでの選挙では、候補者が自分の名前を連呼したり、「福祉を充実します」などのあいまいなスローガンを並べるだけで、公約の具体的な中身が見えにくいものでした。

 しかし、マニフェストでは、例えば「平成17年度までに特別養護老人ホームを400人分増設します」というように、目標を数字で具体的に表すので、市民にわかりやすく、政治や選挙がより身近なものとなり、政策中心の選挙を実現する原動力となります。

 マニフェストで市民に約束した政策は、選挙を経て行政としての実現目標に変わります。これまで政策は主に市役所内部で決められていたのに対し、マニフェストでは選挙で政策が論議されることにより、民主主義と住民自治の原点に立った市政運営が実現されます。また、そのことによって市長のリーダーシップが高まり、目標を職員と共有し進行管理を適切に行うことで、市役所の仕事のスピードアップも図られます。

 市民もマニフェストがどこまで達成できているかチェックしやすくなります。市長にはマニフェストが達成できたかどうかを市民に説明する責任が生じ、市民が公平で的確な評価ができるよう行政の情報公開もすすみます。また、検証・評価を通じてまちづくりへの議論が深まり、政策に対する提言など市政への市民参加も進みます。

枚方市ではマニフェストの9割が達成、市民による検証評価大会も2回開催

 2007年までの枚方市政においてもマニフェストの導入で、市役所の仕事がスピーディーになり、マニフェストに掲げた77項目の公約のうち、9割を達成することができました。

 また、市民がマニフェストについて公開の場でチェックして採点し、様々な提言を行う「枚方版マニフェスト検証評価大会」も2005年、2006年の2回開催されました。

 「ひらかたマニフェスト」の作成にあたっては、大会や大会の実行委員会の皆さんからいただいた提言を参考にするとともに、様々な市民や団体との意見交換を行うなど、幅広い市民の声を反映しています。

枚方版マニフェスト(ひらかたマニフェスト2003)の達成状況

 ひらかたマニフェスト2003に掲げた77項目の公約のうち、主な項目の達成状況は次のとおりです。

1 市政の構造改革を進めます

  • 4年間で市職員を400人以上減らすなど行政コストの削減により、赤字解消など財政の健全化を図りました。
  • 公立保育所やごみ収集、学校給食など主要な業務の民営化・民間委託を進め行政コストを削減し、公共サービスを拡充しました。
  • 電子入札システムの導入やISO9001認証取得などにより、行政の透明性やサービスの質を高めました。

2 生活安心都市をつくります

  • 私立保育所の増改築や保育所民営化による定員増などにより、平成16年4月に保育所待機児童を解消しました。
  • 市内初の夜間保育所がオープンし、ショートステイ・トワイライトステイ事業を行うなど、子育て支援を充実しました。
  • 高齢者サービスでは、特別養護老人ホームを400床増やすとともに、ねたきりや認知症にならないための介護予防施策を充実しました。
  • 障害者の働く場の確保をめざして、民間社会福祉法人と協働して福祉工場を整備しました。
  • 地域防災活動の支援施設として地域防災センターを開設し、災害時の拠点となる防災公園を整備しました。
  • 関西医大枚方病院を誘致したことにより、高度救命救急医療体制が飛躍的に向上しました。
  • 地域での自主防災会の結成を支援し、45の小学校区すべてで組織化が実現しました。
  • 防犯体制の強化を図るため、市内2か所目の警察署の設置を府に働きかけ、津田駅近くに設置が決まりました。

3 環境保全都市をつくります•ごみ減量作戦で焼却ごみを2割以上削減し、里山保全基金を設立しました。

  • 市民参加の環境ネットワーク会議を発足し、環境家計簿をインターネット上に開設しました。
  • 学校給食への地元農産品の活用や「れんげ栽培米」の奨励など、環境にやさしい都市農業を推進し、環境教育も充実しました。

4 生涯学習都市をつくります•学校施設の改修や耐震補強、給食調理場の改善など教育環境の整備を進めました。

  • 図書館ネットワークを充実し、中央図書館を開設しました。
  • 淀川舟運の再生を国に働きかけ、枚方港(停泊地)の整備を進めました。

5 生活基盤の整備をすすめます

  • 第2清掃工場・新火葬場の整備を進め、平成20年春に完成いたしました。
  • 幹線道路となる楠葉中宮線の一部が開通し、枚方公園西側に駅前広場を整備しました。
  • 下水道普及率は90%を超え、枚方市駅と樟葉駅に特急が停車するなど、市民生活の基盤整備を進めました。

 「枚方版マニフェスト(ひらかたマニフェスト2003)の進捗状況」(第2回検証評価大会資料)のダウンロードはこちら(PDF445KB)

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